「自分にはなんの長所もない」「自分は何もできないダメな人間だ」
このように悩むことはありませんか?
自信を喪失しているときは、特にこのような思考に陥りがちです。

コミュ障だし仕事できないし人に迷惑ばかりかけてる…自分は価値のない存在だ…
私もこのように考えがちで、毎日葛藤していました。今でも失敗が続くと自分を責めてしまうことがあります。
ですが、自分の長所を理解してからは、自分の存在を否定することはなくなりました!
この記事では、自分の存在価値に気づくために、長所を見つける方法をご紹介します!
長所の見つけ方
人の長所には気づけても、自分の長所には気づきづらいですよね。
ましてや、自信を喪失しているときは、自分には一つも長所がないように感じてしまうものです。
しかし、長所のない人なんていません。誰にでも長所は必ずあります!
なぜなら、短所は裏返せば長所にもなるからです。自分が短所だと思っていたことが、長所になることもあります。
たくさん失敗してきたということは、それだけ長所が隠されているのです!

自分の短所が長所になるなんて嘘くさい…
では、具体的な方法として次のものをご紹介します!
✔️人から褒められたことや注意されたことを書き出す
✔️成功体験・失敗体験を分析する
✔️新しいことに挑戦してみる
人から褒められたことや注意されたことを書き出す
人から褒められたことや指摘されたことを思い出して書き出してみましょう。
「お世辞だろうな」と思うことでも構いません。思い出せるものは全て書き出しましょう!
その中でも「この言葉はよく言われる!」と感じる言葉はありませんか?
それは客観的に見たあなたの特性かもしれません!

よく言われるのは、大人しい、消極的、冷たい、気が利かない…全部短所では!?
思い浮かんだ言葉が短所となる言葉でも問題ありません!それを長所に言い換えてみましょう!

「大人しい」は落ち着いてる、大人っぽい、「消極的」は慎重、計画的、「冷たい」はさっぱりしてる…
どうでしょうか?
今まで短所しか見えていなかった自分の特性から長所が見えてきました!
成功体験・失敗体験を分析する
次に、成功体験や失敗体験を思い出して書き出してみましょう!
どういうときに自分が成功または失敗したのかを知ることで、自分の得意不得意がわかります!
受験や就活のような大きな体験ではなく、日常生活の小さな体験で大丈夫です!

成功体験は、苦手だったプレゼンが前よりもうまくできるようになったこと。失敗体験は、上司に反抗的な態度をとってしまったこと。あとは…
書き出せたら、その経験について分析してみましょう!次のポイントを意識すると分析しやすいですよ!
✔️なぜ成功・失敗したのか
✔️自分のどのような性格がその結果に結びついたのか
では、試しに私の成功体験・失敗体験について分析してみます!
まずは成功体験から分析していきましょう!
◎プレゼンがうまくできるようになった
原因▶︎プレゼン後に振り返りを行い、改良を続けたから
性格▶︎向上心が高く、コツコツ努力できる性格
では、失敗体験はどうでしょうか。
◎上司に反抗的な態度をとってしまった
原因▶︎納得できない上司の指示に従いたくなかったから
性格▶︎芯があり、他人の意見に振り回されない性格
この分析から、私には次のような長所があるとわかりました!
・向上心がある
・努力を積み重ねることができる
・自分の価値観を確立している
・芯があり人に流されない
このように、成功体験・失敗体験を分析することで、自分の長所が見えてきますよ!
新しいことに挑戦してみる
最後にご紹介するのは、「新しいことに挑戦してみる」です!
新しいことを始めることで、自分の長所を見つけることができます!

そういえば、学生のころは人前で喋るのが大の苦手で、今のようにプレゼンできるようになるとは思わなかった。向上心と努力の結果でもあるけど、元々適性もあったのかもしれない。
ほかにも、
・不器用だけど料理を始めてみたら意外と得意だった
・球技は苦手だけど筋トレは継続できる
など、自分の意外な一面に出会えるかもしれません!
まとめ
今回は、自分の長所を見つける方法についてまとめてみました!
自分のことになるとついネガティブに考えてしまうことがありますよね。
長所を見つけても、他人の長所の方が輝いて見えてしまうこともあるかもしれません。
ですが、それは隣の芝が青く見えているだけです!
誰もが素晴らしい長所を持っていますので、自分の長所をたくさん見つけて、もっと自分を好きになりましょう!